Pinterest→記事→Amazonで売れる導線の作り方|直リンクしない理由と型

Pinterestで商品を売るなら「直リンク」ではなく「記事経由」

Pinterest のピンから直接 Amazon に飛ばす。一見シンプルで効率的に見えるが、実際にはこの導線は成果が出にくい。

理由は、Pinterest ユーザーの行動パターンにある。Pinterest は「今すぐ買いたい」人が使うプラットフォームではない。**「いいものを見つけて保存し、あとで検討する」**という使い方が主流。つまり、ユーザーは情報収集モードにいる。

情報収集モードの人にいきなり商品ページを見せても、「なぜこれがいいのか」がわからない。比較もできない。結果、Amazon のページを開いても「まあいいか」と閉じてしまう。

記事を1枚挟むだけで、この問題が解決する。

  • ピン → 要点だけ見せて保存・クリックの入口にする
  • 記事 → 結論+理由+代替案で「これにしよう」と納得させる
  • Amazon → 納得した状態で 1 クリック。迷わない

この 3 ステップを固定するだけで、ピンからの流入が「眺めて終わり」ではなく「納得して買う」に変わる。


導線の全体像:3ステップで固定する

ステップ1:悩みを1つに決める

「時短したい人」「初心者」「コスパ重視の人」など、ターゲットの悩みは1記事1つに絞る

「いろんな人に刺さるように」と対象を広げると、ピンも記事もぼやける。悩みが 1 つに定まっていれば、見出しも理由も代替案も自然に絞られ、記事全体に一貫性が生まれる。

悩みの選び方の目安を以下にまとめた。

悩みの例ターゲット記事の切り口
時短したい忙しい社会人・共働きセットアップの速さ、手順の少なさ
失敗したくない初心者・初購入口コミ、返品の容易さ、サポート
コスパ重視学生・予算限定価格対性能比、長期コスト
性能重視経験者・こだわり派スペック比較、上位モデルとの差

ステップ2:記事で納得させる(結論→理由→代替案)

記事の構造は毎回同じ型で書く。型を固定することで、書くスピードが上がるだけでなく、どの記事で成果が出ているかの検証もしやすくなる

型は以下の 5 パートで構成する。

パート1:結論(おすすめはこれ)

記事の冒頭で答えを出す。「結局どれがいいの?」へ最初に答えることで、読者は安心して理由を読み進められる。

結論:おすすめは「(商品名)」

  • 向いている人:(例)時短したい / 初心者 / 迷いたくない
  • 先に注意:(例)安さ最優先なら別の選択肢がある(後述)

ここではまだ Amazon リンクを貼らない。理由を読んでもらう前にリンクを出すと、「売り込み」感が出て離脱される。

パート2:理由(根拠は3点に固定)

なぜその商品なのかを 3 つの理由で説明する。3 点にする理由は、2 点だと根拠が薄く見え、4 点以上だと読者が覚えきれないから。

  • 理由1:数字で示す — 所要時間が◯分→◯分、作業が◯回→◯回など
  • 理由2:使い勝手を伝える — セットアップが簡単、メンテが少ない
  • 理由3:弱点も正直に書く — 弱点は◯◯。ただし◯◯なら問題なし

3 つ目に弱点を入れるのがポイント。デメリットを先に開示すると信頼感が増し、「この記事は正直に書いている」と思ってもらえる。

パート3:代替案(2つで十分)

おすすめ以外の選択肢を 2 つ提示する。「他にもっといいのがあるかも」という不安を記事内で解消する。

代替案A:性能重視なら「(商品名)」

  • 強み:速度 / 容量 / 安定性
  • 弱み:価格 / サイズ

代替案B:とにかく安く済ませるなら「(商品名)」

  • 強み:価格
  • 弱み:耐久性 / 保証

代替案があることで、結論の商品が「比較した上でのベスト」として際立つ。

パート4:選び方チェック(自己確認用)

記事を書き終えたら、以下の 5 項目で自己チェックする。

  • 悩みが 1 つに絞れている
  • 結論を記事の最初に書いた
  • 理由が 3 点ある(数字 / 使い勝手 / 弱点)
  • 代替案が 2 つある
  • 商品は 1 つに絞れている(リンクは最後に 1 つ)

パート5:Amazonリンク(最後に1つだけ)

記事の最後に、結論で推した商品の Amazon リンクを 1 つだけ貼る。

迷うなら結論だけでOK。 →(商品名)をAmazonで見る

リンクを 1 つに絞る理由は明確で、選択肢が多いと人は選べなくなるから。記事で納得した読者が、迷わず 1 クリックで行動できる状態を作る。

ステップ3:ピンは「入口」に徹する

ピンの役割は、記事へ誘導すること。ピンの中で全部説明しようとすると、情報過多になって保存もクリックもされない。

ピンで伝えるのは「要点」だけ。理由と比較は記事で。 この役割分担を守ると、運用が安定する。

ピン画像に向いているテンプレートは以下のとおり。

テンプレート相性が良い記事タイプ
チェックリスト型選び方のポイント、確認事項
3ステップ型導線の全体像、手順
Before→After型改善例、使用前後の変化

ピンのデザイン仕様はPinterestピン作成ガイドを参照。


ピン投稿時のテキストの書き方

ピンを投稿するとき、画像以外に「タイトル」「説明文」「代替テキスト(Alt)」を設定できる。これらもテンプレ化しておくと効率が上がる。

タイトルのコツ

  • 8〜14 文字が目安(縦型クリエイティブの3原則と同じ考え方)
  • 「〇〇の方法」「〇〇の選び方」など、検索されやすい Word を含める
  • 煽りすぎない。Pinterest は「整理された情報」が好まれる

説明文のコツ

  • 1〜3 文で記事の要点を伝える
  • 「保存して」「詳しくは記事で」など、行動を促す一言を入れる
  • キーワードを自然に含める(Pinterest 内 SEO に効く)

代替テキスト(Alt)のコツ

  • ピン画像の内容を具体的に説明する
  • 視覚障害のある方への配慮であると同時に、Pinterest 内の検索にも影響する

実例

タイトル: 時短ガジェットの選び方3ステップ 説明文: 「時短したいけど何を買えばいいかわからない」を解決。結論→理由3点→代替案2つの型で比較記事を書けば、迷わず選べる。詳しくは記事で。 Alt: 時短ガジェットの選び方を3ステップで示したピン。悩みを固定、記事で納得、Amazonで購入の流れ。


よくある失敗と対策

失敗1:悩みが曖昧なまま書き始める

「いろんな人に読んでほしい」と思うと、結論も理由もぼやける。ある程度は割り切って、**「この 1 人に向けて書く」**と決めた方が結果的に多くの人に刺さる。

失敗2:理由が「すごい」「便利」で終わっている

抽象的な感想は根拠にならない。「すごい」ではなく**「セットアップが 3 分で終わる」。「便利」ではなく「充電回数が週 1 回で済む」**。数字と条件で書く。

失敗3:商品リンクを複数貼っている

「せっかくだから比較した商品も全部リンクを貼ろう」は逆効果。選択肢が増えると、人はどれも選ばなくなる(決定回避の法則)。リンクは結論の 1 商品だけに絞る。


まとめ

Pinterest→記事→Amazon の導線は、3ステップを型として固定することで再現性が生まれる。

  1. 悩みを1つに決める — ターゲットを絞るほど記事が書きやすく、刺さりやすい
  2. 記事で納得させる — 結論→理由 3 点→代替案 2 つ→Amazon リンク 1 つ
  3. ピンは入口に徹する — 要点だけ見せて記事に誘導。全部説明しない

この型で記事を量産し、どの悩み×商品の組み合わせが成果を出すかを検証していく。型が固定されているから、変数はコンテンツの中身だけになる。検証が速い。

具体的な記事の書き方の実例は、時短ガジェットで作る導線の具体例を参照。

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